『ピル=避妊の効果』だけではありません!
ピルには月経痛を和らげる作用などもあります。
当院ではピルについて分かりやすく説明し、症状や目的、ライフスタイルにあったピルを処方しております。
適切な薬剤を選択し、きちんとした経過観察をおこなうことで、月経の悩みから解放された快適な生活をおくれるようサポートすることが可能です。
日本の低用量ピルは、避妊を目的として自費診療で用いる薬剤をOC(oral contraceptive)、
月経困難症などの治療を目的として保険診療で用いる薬剤をLEP(low dose estrogen-progestin)と呼んでおります。
低用量ピルの効果
避妊以外に以下のような効果があります。
- 月経痛の改善
- 月経量の減少
- 月経不順の改善
- 排卵痛の改善
- 月経前症候群の改善
- 子宮内膜症の予防、改善
- ニキビの改善
低用量ピルの副作用
一般的な副作用として吐き気、不正出血、乳房のはり、腹痛、頭痛などがありますが、これらは飲み始めにおこることが多く、徐々に消失することが多いです。
非常に稀ですが、重篤な副作用として血栓症があります。
血栓症の前兆である、激しい頭痛・胸痛・腹痛、視覚障害、ふくらはぎ痛がある場合は服用を中止し、医療機関受診が必要です。