自覚症状が少なく気づかないことも多いです。おりものの増加、不正出血、下腹部痛がみられます。
進行すると卵管炎、骨盤内感染症をおこし、不妊の原因になることがあります。

男性は比較的容易に症状が出ますが、女性は自覚症状が少なく気づきにくいです。
悪臭をともなうおりもの、排尿痛などの症状がみられます。
症状が進むと激しい腹痛、発熱がみられ、不妊の原因となることがあります。

外陰部に水泡ができ、潰瘍になり、痛みをともないます。再発しやすいです。

ヒトパピローマウィルス（HPV）6型・11型の感染によるもので、腟、外陰部、肛門周辺などに茶色のイボができます。

寄生虫の一種であるトリコモナス原虫の感染です。
悪臭の強いおりもの、かゆみなどの症状があります。

感染2～3週間後、外陰部に硬いしこりができ、2～3か月後には体全体に発疹などの皮膚症状が現れます。
症状がなく、たまたま受けた血液検査で梅毒の陽性が出て感染がわかることもあります。
早期に治療を開始すれば完治しますが、進行すると脳の神経が侵されることがあります。

感染直後に風邪に似た症状が現れることもありますがすぐ消失し、約半数の人はまったく症状が現れません。
数か月から十数年の無症候期を経てエイズを発症します。